老人ホームで起こるトラブルにより成長

老人ホームでは毎日、色々なことが起こります。それは、色々な人が入居しているからです。中には認知症で話が通じない人、目や耳が不自由な人などがいます。中でも認知症の人は対応が難しいです。今食べたことを忘れ、まだ食事が来ていないと主張したり、先程入浴したのにお風呂はまだかと主張します。ですから、介護職員は根気と気遣いが必要です。もちろん、訓練はされていると思いますが、それが嫌になり離職される方も少なからずいます。介護職は世間ではきついといわれているのは、その辺の想定外なことの連発や、人の体を持ち上げて衣服を着替えさせたりと体力を使うことにあります。それに、命を預かる職業でもありますので特に気を使うでしょう。

給与面でも安いと揶揄されます。それは、一見誰にでもできて、やりがいを無視されているからです。介護職員にも色々な考えがありますので、すぐやめる切り替えの早い人もいれば、自分の目標のために長く続ける人もいます。毎日、何もなければ平和な日々を過ごせて想定内なのですが、介護の業界はそうはいきません。ですが、想定外なことをこなすことにより、より成長でき、介護にやりがいを感じるでしょう。色々と人の世話をしていると、愛着が湧き感謝されることが多いので、また頑張ろうとやる気が出ます。人間関係も普通にしていれば問題ありません。長く続ければ、知識と経験を積めるので、どんな緊急事態にも対応できるようになります。そして、トラブルをトラブルと思わないことも成長に繋がります。